VITAL PULP THERAPY

カテゴリー:

神経を取りたくない・MTAセメント・歯髄保存療法虫歯の治療・ダイレクトボンディング

22歳男性 経過観察していた虫歯の治療 MTAセメント ダイレクトボンディング

Before

After

症例情報

年齢 20代 治療方法 ダイレクトボンディング  MTAセメント
性別 男性 通院回数 2回
主訴 むし歯を治したい 費用

148,500円(税込)

治療のメリット 神経を保全できる・差し歯にしない・自然に仕上がる
治療のデメリット 術後、一時的に染みることがある。まれに神経を保存できないこともある

治療経過

  • 4年前

    4年前にMTAセメントとダイレクトボンディングで多くの虫歯をなをしました。その時、1カ所小さな虫歯があることを指摘しました。外からは見えません
  • レントゲン

    レントゲンで小さく黒い虫歯が分ります。患者さんは、今回は治療しない代わりにフロスを頑張って、定期検診にも来ると約束しました。
  • 4年後

    しかしコロナもあって定期検診は来なくなりましたが、4年ぶりに歯がしみると来院されました。外から虫歯は見えません。あの小さな虫歯はどうなったのでしょうか?
  • 大きくなってしまった虫歯

    なんと虫歯はかなり大きくなってしまいました。治療すると神経を取るかもしれません。
  • 少し削って染めてみた

    やはり虫歯は進行しています
  • 隣の小臼歯も虫歯に

    よくみると、隣の歯にも虫歯があります
  • 虫歯をとったところ

  • レジン充填

    1つ削っては 1つ接着・充填・ スキップなく妥協なく 治療します
  • 露髄

    神経に近い部分まで虫歯が進行していました
  • 部分断髄

    MTAセメントを充填できる準備ができました
  • MTAセメント

    MTAセメントを過不足なく充填します
  • スーパーボンド

    象牙質との接着はスーパーボンドが有利です MTAセメントの上をスーパーボンドでカバーします
  • レジン充填

    削る前とほぼほぼ同じ形に修復できました
  • X線写真・術後

    MTAセメントと段差なく充填されたレジンが確認できます。 4年前に同様に治療した部分も良好な結果を維持できています

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。