スタッフ募集
歯科衛生士の方へ
シエル歯科クリニックでは歯周外科を必要な方に対しては積極的に行っています。
そもそも歯周外科ってどういうことでしょうか?
それはパパパノウの論文にあるように垂直的な骨欠損を放置すると
10年後にはその歯牙の残存率は60%であるという有名な論文があります。
そのため、外科的に垂直的な骨欠損を切除し、平坦化することによって
細菌の隠れ家をなくし歯周ポケットを浅くするのです。
ある患者さんがいらっしゃいました。
その方は歯ブラシが苦手で、なおかつ豪快な性格の方で、歯ブラシの仕方も豪快でした。
全顎的に補綴をすることになりましたので、歯周外科をがっつり行い歯槽骨を平坦にし、
最強の歯周組織を作ることに成功しました。
しかしその方のブラッシング技術は豪快なままだったので、歯周組織は炎症を起こしてきました。
また、ある患者さんは、ブラッシングは頑張ってくださいました。
しかし垂直的な骨欠損を放置したままだったのです。
全身的な既往と、痛くないので手術したくないと言われたのが理由でした。
定期検診に通ってくださっていたので、垂直的な骨欠損を残したままでも、
問題なく経過したように見えていました。
ある時、その方は親の介護で自分に時間を取れなくなってしまいました。
そして親御さんが亡くなられて自分の時間を取ることができるようになり、
定期検診に何年ぶりかにお見えになりました。
その時には垂直的な骨欠損は進行してしまい、抜歯せざるをえなくなっていました。
この経験から、歯を長期に持たせるためには、歯周環境を必要があれば外科的に整える必要があるし、
衛生士による定期的なメンテナンスは欠かせない、そのどちらが欠けてもダメだと痛感したのです。
だからこそ、あなたの力をシエル歯科クリニックは必要としているのです!
ドクター・衛生士・技工士・助手・・・・全員が力を合わせて
それぞれの患者さんの口腔内を守っていかねばならないのです。
もちろん歯周外科のお話をするときは不安になる患者さんも多いです。
だからこそ、普段患者さんにメンテナンスを通して寄り添うことの多い歯科衛生士こそが
患者さんに共感し背中を押して欲しいのです。
普段メンテナンスをしている患者さんがオペをするときは是非オペのアシスタントについてください。
ドクターと同じものを見て、その患者さんの口腔内をどのように良くしていくか一緒に考えていきたいのです。
ただ、言われたことをこなすだけの仕事では得られることのできない「やりがい」がそこにはあります。
募集要項
正社員
給与 | 月額 25万円〜 経験者は前職の給与を考慮します。 |
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賞与 | 年2回 |
待遇 | 社保・厚生年金・雇用保険・労災 |
交通費 | 月額15000円まで支給 |
勤務時間 | 9:30〜14:00 15:30〜20:00 |
診療時間 | 10:00〜13:30 15:00〜19:00 |
パート
給与 | 時給 1600円〜1800円 週1日から可 時間は応相談 日・祝手当 1日1000円 |
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勤務時間 | 週休2.5日 共通休み火曜、その他シフト制(土日は隔週勤務) 週休2日 共通休み火曜、その他シフト制(土日は隔週勤務)もあります。 ご相談ください! 有給休暇は法定どおりです(勤務6ヶ月以降に発生します) |
歯科医師の方へ
わたしが歯学部の学生時代、彼女(今では妻です)が手抜き治療による歯根嚢胞に苦しみました。
その時の悲しい体験から、
「自分が歯科医師になったら患者さんを苦しませるような治療は決してしない」
「常に全力で患者さんに向き合いたい」とわたしは心に決めました。
自分に縁ある人たち、関わりのある全ての人たちの笑顔を守り続けるために
一緒に力を合わせ成長しながら、地域に貢献できる仲間を募集します!
シエル歯科クリニック 理事長 瀧本将嗣
世の歯科治療の8割がやり直しの治療といわれています。
新たな悪いところを治すよりも誰かが行った治療をやり直している方が圧倒的に多いのが現実です。
シエル歯科クリニックでは出来るだけやり直しの少ない治療を目指します。
また将来的に再治療する場合においても、また一から全部やり直すのではなく
治療の再介入する部分が極力少ないように治療計画を綿密にたてます。
天才的なテクニックや高価で特殊な治療器具は必要ありません。
ひとつひとつのステップをちょっと意識して治療していけば
トータルでは大きな違いになります。
その、ちょっとの意識や工夫をシエル歯科クリニックでは徹底的にこだわります。
この気持ちが長持ちする治療に結びつくと、わたしたちは考えます。
是非、そんな治療を一緒にしていきましょう!
患者さんにちゃんと挨拶をする。説明をする。
レントゲンをしっかりと読影する。軟化象牙質をとりきる。防湿をする。
補綴物の調整をしっかりやる。プロビジョナルレストレーションをしっかり合わせる。
当たり前の事を当たり前にやる、その向こう側に上質な治療があると思います。
わたしが師事するJIADSの補綴家 中村公雄先生がわたしに仰った言葉があります。
20年以上の長期症例を数多くお持ちの中村先生ならではの重みのある言葉です。
わたしはこの言葉が大好きです。