VITAL PULP THERAPY

カテゴリー:

神経を取りたくない・MTAセメント・歯髄保存療法虫歯の治療・ダイレクトボンディング

53歳 男性 MTAセメントを使用した歯髄保存療法とダイレクトボンディング

Before

After

症例情報

年齢 53歳 治療方法 MTAセメントで神経を保存しダイレクトボンディングでミニマムに修復する
性別 男性 通院回数 2回
主訴 虫歯を治したい 費用

148,500円

治療のメリット 神経を保存できる。歯を最大限に温存できる。
治療のデメリット 治療後しみたり、違和感が出る場合がある。まれに治療後に神経を保存できない場合がある。

治療経過

  • 齲蝕検知液で染色

    青い、齲蝕検知液で虫歯を染出します。
  • 齲蝕部位特定

    虫歯の部分だけが青く染まったので、そこだけ削っていきます。
  • 露髄&断髄

    神経まで虫歯が進んでいたので断髄しました。(一部だけ神経を取る)
  • MTAセメント充填

    2分での自然止血、歯髄の色、などで健康な神経であることを確認します。 洗浄した後MTAセメントをきれいに充填します。
  • マトリックスの設置

    治療後にフロスが引っかからないように、段差なくレジンをきれいに充填します。 そのために透明なフィルムを隙間なく設置します。 青い器具で歯間をきつくしています。
  • レジン充填

    中と外のレジンの色を変え、溝の部分にも濃い色のティントを入れます。
  • 研磨

    歯と歯の間にフロスがひっかかって切れないように、 丁寧に研磨します。この工程に30分もの時間をかけています。 丁寧に研磨しておくと、歯とレジンの境目の美しさが持続します。

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。