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カテゴリー:

審美歯科・セラミック治療神経を取りたくない・MTAセメント・歯髄保存療法

40代女性 奥歯をMTAセメントとジルコニアクラウンで治す 

Before

After

症例情報

年齢 50代 治療方法 ジルコニアクラウン/MTAセメント
性別 男性 通院回数 5回
主訴 むし歯を治したい 費用

20.9万円(税込)

治療のメリット 神経を保存できる・自然な見た目・境目がピッタリできる・奥歯に使うため強度がある
治療のデメリット 神経を保存できないこともある。

治療経過

  • 歯の横にも虫歯

    奥歯の横は歯ブラシの毛先が当たりにくいので虫歯になってしまったようです。
  • セラミックインレーの除去

    古いセラミックの詰め物を外すと中で虫歯が広がっていました。
  • 露髄

    青い齲蝕検知液を用いて、慎重に虫歯のみを削っていきます。
  • 部分断髄

    虫歯を完全に取り除き、神経も一部、削ってあります。
  • MTAセメント

    いつものようにMTAセメントを充填し、その上を象牙質との接着に有利なスーパーボンドでカバーしました。
  • 仮充填

    スタンプテクニックを用いて一旦レジンにて修復します。後日、残存資質の亀裂を確認します
  • 1週間後

    エナメル質にクラックが入っていたのと、この患者さんは咬合力が強いのでジルコニアクラウンで補綴することにしました。
  • 形成終了

    光学印象前です
  • 光学印象によるフルジルコニアクラウン制作

    咬合接触点を送られてくるので、それを見ながら噛み合わせを調整します。
  • 側方面

    6番のメタルボンドと比較して7番のフルジルコニアは色もあっていて自然です。

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。