VITAL PULP THERAPY

カテゴリー:

神経を取りたくない・MTAセメント・歯髄保存療法虫歯の治療・ダイレクトボンディング

36歳 女性 MTAセメント ダイレクトボンディング

Before

After

症例情報

年齢 36歳 治療方法 MTAセメントによる歯髄保存療法とダイレクトボンディング
性別 女性 通院回数 2回
主訴 むし歯を治したい 費用

2本で264,000円(税込)

治療のメリット 神経を保存できる・歯を削る量を少なくできる・自然な見た目・境目がピッタリできる
治療のデメリット 術後、一時的に染みることがある。健全歯質が少ないと適応できない

治療経過

  • 見えない虫歯

    少し削ってみると中で虫歯が広がっている事がわかる
  • 齲蝕検知液(青)による虫歯の染色

    髄角付近が青く染まっている
  • 左上4番が露髄した

    歯髄の質は良好そうなので 歯髄保存療法を行うことにした
  • MTAセメント

    MTAセメントを充填する
  • スーパーボンド

    MTAセメントの硬化には24時間かかるので、象牙質との接着が良好なスーパーボンドでMTAセメントをカバーする これによりレジン充填を速やかに遂行できる
  • 隔壁の設置

    歯質と隔壁が隙間なくフィットしている これによりレジンの漏洩を防ぐ
  • コンタクト直上までレジン充填

    歯と歯の接触点よりやや上までレジン充填をしておくことで、後のスタンプをやりやすくする
  • スタンプテクニック

    ペースト状のレジンを填入した上にスタンプで圧接 これで自動的に咬合面の形態が付与できる
  • 口蓋側

  • 頬側

  • 咬合面

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。