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歯周病

【歯周病治療】症例2 歯茎が下がってきた。しみるし不安。

2016年11月28日

歯の周りの組織には歯を支える歯槽骨(しそうこつ)とその上の歯肉があります。
この二つをあわせてバイオタイプといいます。
バイオタイプは4つに分類されます。
① 骨が厚く歯肉も厚い
② 骨は厚く歯肉は薄い
③ 骨は薄く歯肉は薄い
④ 骨も歯肉も薄い
①が歯茎が痩せにくく④に行くほど歯茎が痩せやすいと言われています
骨を厚くすることは、なかなか難しいのですが、それと比較すると歯茎を厚くすることは容易です。
日本人は④のタイプが多いと言われています。
矯正治療後④のタイプの人は歯茎が下がることがあります。
もしそんな時、歯がしみたりして不安な方は歯茎を上顎の内側から移植する方法があります。
歯周形成外科と呼ばれる処置となり幾つかのテクニックがあります。
ただし、なんでもかんでもうまく歯茎が再生するわけではなく今現在の、歯並びや歯茎や骨の3次元的な量によって成功率は変わってきます。
写真は、(もともと歯茎が痩せてはいましたが)矯正後に歯茎の退縮を歯周形成外科で対応した症例で、術後3年が経過しています。
薄く弱々しい歯茎が分厚く引き締まったマッチョな歯茎になっていることがわかります。
ブラッシングの時も恐る恐るだったのが今では普通にできています。(でも、ブラッシングは力を入れすぎないようにやさしくですよ!)
なんでもかんでも下がった歯茎を移植で解決すればいいとは思いませんし、お口全体的に歯茎が下がって歯間が空いている場合は改善できません。
ただ、部分的に歯根が露出して歯がしみたり、見栄えの問題で気にされる方は条件によっては改善できることもありますので、シエル歯科クリニックに相談してください。