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ブリッジの下はどうなっているの?

歯を失ってしまった場合、そこへ歯を入れる方法の1つに「ブリッジ」という方法があります。
「ブリッジ」文字どおり「橋」という意味です。
失った歯の両隣の歯を360°まる削りしてそれを「橋」の土台に使います。
そして三連のつながった歯をセメントで永久的に固定します。
「ブリッジ」のダミーの歯を「ポンティック」といいます。

「ブリッジ」は入れ歯と違って取り外しができません。だから取り扱いが面倒くさくありません。入れ歯のよくある話では、入れ歯をティッシュに包んで机の上に置いていたら、ゴミと間違われて家族に捨てられてしまった。とか、寝るときは入れ歯は外さないといけないので友達と旅行に行った時にはそれを見られるのが恥ずかしい。とかありますが、ブリッジに関して、それはありません。だって永久的にくっつけますから。
でもポンティックの下は汚れないのでしょうか?

いいえ、汚れます。
でも汚れは外からでは見えませんがブリッジを外すと見えます。
ではポンティックの下は一体どう汚れるかご覧下さい。
閲覧注意ですので、同意できる方のみお願いします。

いかがでしたか?プラークがべっとり付いてかなり汚れていますね?
たまに、ブリッジの患者さんがポンティックの下の歯肉がすごく腫れて来院されることがあります。よく見ると清掃しづらそうなポンティックの形で、患者さん自身も、そんなに気を使ってポンティックの下まで歯磨きしていません。結局は、そのままのブリッジにしていてもまたいつかは、ポンティックの下の歯肉は腫れると思いますので、ブリッジは作り直しにすることが多いです。
その場合、歯肉が腫れにくいブリッジにするにはどうすればいいのでしょうか?
じつはポンティックの形態もいくつか種類があります。

おそらく最も汚れにくい、あるいはお手入れしやすいのは離底型でしょう。

がんがん隙間が空いているから歯ブラシの毛さえ入るでしょう。
でも裏を返せば、物もつまりやすいし舌先だって入るから、隙間が気になって気になって、いつもベロベロするかもしれません。

そこでシエル歯科クリニックでは、
材質はセラミックかジルコニアでポンティックはオベイド型を推奨しています。 

セラミックのピカピカに磨かれたポンティックを軽く歯肉にめり込ませる様にするとプラークは浸入しにくくなります。

そもそも材質としてピカピカに磨かれたプラスチックとセラミックであればセラミックのほうが歯垢はつきにくいです。

ちなみに保険のブリッジのポンティックは軽量化のために側面の見えるところは白いプラスチックが詰められています。 

だから、清掃しにくい形態の保険のブリッジで、患者さんもあまりブラッシングに熱心でないとポンティックに歯垢が雪の様に積もるのです。
歯肉が腫れた方のポンティックの裏なんて歯垢の豪雪地帯です。もちろんブラッシングを熱心にするというのは大切ですが・・・
では、もう一つ症例を見てください。
保険のブリッジの下の歯ぐきが炎症を起こして赤く腫れています。
ブリッジを外した直後のポンティック下の画像になります。閲覧注意です。 

その後、セラミックのブリッシで治療しました。ポンティックはオベイド型です。

セラミックが入るまでのの間は、仮歯で清掃しやすいように形を整えます。

ブリッジを外した直後と比べて、炎症が治っています。 

その後セラミックのブリッジを入れました。

別の方のセラミックのブリッジです。
この方のポンティックも、勿論、オベイド型です。
このブリッジを1ヶ月仮付けしたのち歯垢検知液で赤く染めてみました。 
赤く染まったところは歯垢が付着したところです。

どうですか?歯垢がついていませんね?
セラミックという材料はなにも白いというだけが長所ではないのです。
汚れがつきにくい衛生的な長所もあるのです
どうせ毎日、歯磨きをするのならば、歯磨きしやすい形・材質のブリッジがいいですよね?
それでポンティックの下はどう掃除をすればいいのでしょうか?
基本はフロス(糸ようじ)をポンティックの下に通してポンティックの底面をこするように清掃して下さい。しかし、ふにゃふにゃなフロスをポンティック下に通す事は並大抵ではありません。

そこで、オススメなのは

プロキシーソフトの3in1フロス! (サンデンタル株式会社HPより)

1本のフロスに3種類の異なる形態が組み込まれています。
フロスの端が硬くコーティングされてポンティック下に通しやすくなっています。そしてフロスを通したらフロスの糸部分はスポンジ状にふっくらして汚れによく絡みつてくれます。最後に通常の糸の形の部分、ここで歯肉の中に入れることもできます。

バトラーのフロススレッダー (サンスターHPより)


糸通しに似ていますね。普通のふにゃふにゃなフロスもコシのあるフロススレッダーの輪に通すとブリッジのポンティックの下にも難なくフロスを通すことができます。

同じくバトラーのイージーフロススレッド  (サンスターHPより)

あとは、ポンティックの下までは磨けませんが
歯間ブラシを用いてブリッジの土台とポンティックの隙間は磨いてください。
1ヶ月仮付けしたブリッジのポンティックの底面の写真で
歯間は赤く染まっていますよね?さすがにそこはプラークが付きますからね。

便利な道具も世に出ていますのでブリッジの下も意識して清潔にすると長持ちしますので
ぜひトライしてみてください!!

更に、シエル歯科クリニックYoutubeでもブリッジの下について、分かりやすく説明しています。

是非、ご覧ください!

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