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銀歯とセラミックで迷っていますが、セラミックの利点を教えて下さい

2017年02月15日

板橋区上板橋の歯医者さん、シエル歯科クリニックです。今回のテーマは「セラミックのメリット」です。
銀歯にするかセラミックにするかは、歯科治療の中で患者さんが迷うことの多いポイントの1つです。
こうした場合、それぞれのメリットとデメリットを考慮した上でどちらにするかを決断するのがベストです。

最も、今までは銀歯が一般的だったためにセラミックのメリットがよく分からないという人も多いのです。
そこで今回はセラミックをテーマにしてそのメリットを説明していきます。
銀歯と比較した上でのメリットを挙げていくため、銀歯かセラミックが迷っている人は参考にしてください。

1. 天然の歯のように美しい

セラミックの最大のメリットは見た目の美しさで、天然の歯に近い自然な白さです。
特にオールセラミックは、目立つ前歯に使用しても天然の歯と見間違えるほどの見た目を誇ります。
ただし、セラミックは欠けるという点から目立たない奥歯には使用しない人もいます。

しかしこの問題も解決され、近年登場したジルコニアセラミックは奥歯に使用できるほどの充分な硬さです。
注意点としてはセラミックにはいくつかの種類があり、それぞれ美しさに差がある点です。
とは言え、どの種類のセラミックでも自然な白さは変わりなく、銀歯のような見た目の悪さがないのです。

2. 金属アレルギーの人でも安心

銀歯の素材は金属なので、金属アレルギーの人にとってはそれが悩みとなっていました。
しかしセラミックは基本的に金属を使用していないため、金属アレルギーの人でも安心して使用できるのです。
「基本的に」と前述したのは、セラミックの種類によっては一部金属を使用したものがあるからです。

メタルボンドは裏側が金属で仕上がっていますし、
歯科医院によってはハイブリッドセラミックに金属を混合していることもあります。
このため、金属アレルギーを理由にセラミックを希望する場合はその旨を必ず歯科医に伝えてください。
ちなみに、オールセラミックならその名のとおり100%セラミックでできており、金属は一切使用していません。

3. セラミックはばい菌がつきにくい

既に銀歯を使用している人の中には、二次虫歯を繰り返しているという人も多いのではないでしょうか。
と言うのも、銀歯は歯と接着しにくいために隙間が生じやすく、
そこから侵入する細菌によって二次虫歯になりやすいというのが欠点だからです。

一方セラミックは歯との接着の相性が良いため、このような隙間が生じることがないのです。
さらにプラークが付着しにくい特徴も持っており、清潔な状態を維持しやすいのも利点です。
これらの点からセラミックは二次虫歯になりにくく、虫歯治療の繰り返しに悩まされる心配もないのです。

4. 天然歯にダメージを与えにくい

素材としてジルコニアを使用する場合、対合歯(かみ合う相手の歯)を傷つけにくいという大きな特徴があります。
また金属よりも非常に軽いため、より自然な噛み合わせを実現することができ、無理な噛み合わせが起こりにくくなり、結果として周囲の歯の摩耗も大きくなりにくいです。
長期間使用することによる変色などの劣化が目立たないのも特徴で、他の天然歯と調和性を保ったまま、美しく長く使用し続けることができます。

5. 歯肉が変色しない

銀歯は歯としての見栄えも悪いですが、さらに歯肉の見た目も悪くさせてしまいます。
これは徐々に金属が溶けていくことが原因で、溶けた金属によって歯肉が黒く変色してしまうのです。
一方セラミックは溶けることがないため、こうした歯肉の変色は起こりません。

つまりセラミックは歯だけでなく、歯肉もまた美しい色を維持することができるのです。
もちろん歯周病などが起これば歯肉は炎症を起こして変色します。
しかし、セラミックが原因で歯肉が変色することはないのです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、セラミックのメリットについてまとめます。

  1. 天然の歯のように美しい :セラミックは白いだけでなく、天然の歯と同じ光沢ある白さを持っている
  2. 金属アレルギーの人でも安心 :オールセラミックは金属を使用しておらず、金属アレルギーの心配がない
  3. 二次虫歯を予防できる :歯との接着の相性も良く、プラークも付着しにくいため
  4. 詰め物や被せ物としての寿命が長い :金属よりも長持ちする上、変色などの劣化も起こりにくい
  5. 歯肉が変色しない :セラミックは金属のように溶けないため、それによる歯肉の変色も起こらない

これら5つのことから、セラミックのメリットが分かります。
セラミックのメリットにはこのようなものがありますが、さらにセラミックにはいくつかの種類があります。
もちろん種類ごとに特徴があるため、最終的には歯科医と相談しながら種類を決めることになります。

何よりも美しさを求めるならオールセラミックがおすすめです。
また、近年では硬さと美しさの両方を兼ねたジルコニアセラミックも注目されています。